今回のブログ内容は、FIRE資産で先月5月末9,583万円から6月末は9,737万円でプラス154万円となり、いつものFIRE資産の取り崩し予想をブログに記載します。
FIRE資産取り崩し予測 2023年6月30日
図-1にFIRE資産予測(57歳から85歳までの取り崩しによる減少)を添付します。
この図の開始資産は6月末資産9,737万円です。
支出(家計と家計外の合計)は、セミリタイア・FIRE開始と移住当初の2年間は年420万円、65歳までは年360万円、77歳までは年300万円、前回より見直して77歳頃に老人ホーム(高齢者マンション)へ入所後は年260万円で85歳頃には生涯を終えると計算しています。
以前のブログに記載しましたが、今年は前年所得(売却益と配当金)が836万円で国民健康保険料が約100万円になりました。
今のところ、今年1月から6月の家計支出は約94万5千円と家計外支出は83万円で、半年の支出は合計177万5千円でした。今年は支出で国民健康保険料を6月(残り約90万円)から納付し始め年420万円以内は厳しいかも知れませんが、オートバイ125㏄約50万円を買わなければギリギリで可能です。
また、大きな支出イベントとしては、車購入や引越し費用、定住老人ホーム移住などが発生するので、①~⑨までのイベントとして枠内に赤文字・黒文字で記載します。
主な収入の年金は、65歳から支給開始予定で75歳までiDeCo年金受給で加算され10年間は312万円/年(年金213万円+iDeCo45万円+NISA運用54万円)にし、76歳以降はiDeCo分が無くなり267万円/年(年金213万円+NISA運用54万円)となります。
寿命は長生きして85歳頃が最長寿と考えており、残り資産は約5,200万円になります。
<以下は65歳時点の健康保険料と税金(所得税・住民税)の推測額>
iDeCo積立終了後にiDeCo一括受け取り(前提条件:私の場合は退職金(DB+iDeCo)で退職所得(所得税・住民税)は既にDBの一時金で受け取りオーバーしているため納税済み、結局DC(iDeCo分)は一般所得扱いになると考えている)にすると、iDeCoの積立金額を仮定で450万円とねんきん定期便の年金支給額213万円を加算し、所得(雑費扱いの年金とiDeCo精算など)が663万円になると国民健康保険料と税金(所得税+住民税)が掛かります。
現在の国民健康保険料は12.2%なので所得(年金+iDeCo一括)合計から663万円✕12.2%で約80万8千円となります。
<補足>
退職所得控除=70万円✕(勤務年数-20年)+800万円で、高卒で55歳で辞め勤務年数36年で1920万円までは退職金は無税ですが、退職金(DB+iDeCo)は1,920万円より約1,200万円(iDeCo除くと860万円)超えていた。退職金が超えた分の1/2が累進課税となり、退職期の受け取り時に約90万円をした。
所得税は、累積課税の表によると663万円の所得税が8年後も同じ23%とすると、(所得663万円-控除額63万6千円)✕税率23%=約137万8千円となり、住民税は5%なので約29万9千円、健康保険料と税金(所得税+住民税)の合計は65歳は年間248万5千円(健康保険料と税金で所得37%)となります。
ただし、多分65歳でも株・債権の運用益と配当金(年間100万円)や新NISA運用益(年兼54万円)が加算すると考えていますが、今回は税金計算に入れていません。
図-1.FIRE資産の予測(57歳~85歳まで)残り28年
FIRE資産運用‣株/ETF損益 2023年6月30日終値
表-1に2023年7月1日(早朝)時点の株とETFの損益表と図‐2にアセットアロケーション分散比率、図‐3に株(国内・米国)やETFの投資比率グラフ(ポートフォリオ詳細)と図-4と図-5にFIRE資産推移を添付します。
表-1の損益表は、6月末の国内株式や米国ETFについては売買や数量変更はありません。
図-2.現在のアセットアロケーション(オールシーズンズ戦略)は株式2,312万円(前月+548万円)で今回からiDeCo分を453万円加え、株価のみでは実質95万円アップ:債券ETF1,473万円(前月+47万円)債券ETFは上がって無いが円安利益が大きい:現金5,904万円(前月-378万円)でiDeCo分453万円除く株式に移動し実質-75万円でした。
2023年6月末時点の現金比率(現金:株:債券)は、日本株高と大幅な円安になって来たので、先月約66.2%から約60.6%(iDeCo分の資産を株式に移動)となりました。
図-2はアセットアロケーションのゴールドと商品(不動産)は今のところ検討中です。
図-3は株式とETFのポートフォリオ分散投資で個別株式や米国ETFは2%~6%で9銘柄で、現金(銀行・証券会社の余力)は楽天銀行と松井証券の余力となります。
米国の国債や社債購入は、円安傾向と米国のリセッション懸念があるので、慎重に検討して行きたいと思います。
図-4と図-5は2021年9月の早期退職前から2023年6月までのFIRE資産の1ヵ月毎の推移となります。現金で松井証券買付余力+配当金の1,633万円を楽天銀行に移しました。もし楽天銀行が破綻すると1,000万円しか残りませんので「祝・FIRE卒業」となります。
図-5の補足で資産が上昇した要因は、2021年9月末セミリタイア後の収入、2021年の早期退職手当と退職金、2022年のキャピタルゲイン+インカムゲイン、及びマンション売却とギター売却で少しづつ上昇し、支出は家計(年200~240万円)と税金などの家計外(100~200万円)となり、今のところは収入の方が支出を上回っています。
今後の見通しになりますが2023年以降の収入は、本格的なFIRE(株と債券のキャピタルゲイン+インカムゲインのみ)になるため大幅に下がると思うので、家計支出と100万円以上の出費が無いようにFIRE資産を管理して行きます。
表-1.株/ETFの損益表(2023/7/1 米国取引後)
図-2.アセットアロケーション分散比率
図-3.FIRE資産の分散比率:2023年6月末
図-4.FIRE資産の推移(早期退職:2021年9月から2023年6月)
図-5.FIRE資産金額の推移
いつも最後まで見てくれてありがとうございます。