今回のブログ内容は、10月末のFIRE資産は9,554万円で先月より-187万円となりFIRE開始後の最大下げでFIRE卒業近いか?、FIRE資産の推移をブログに記載・考察します。
資産損益、アセットアロケーションとポートフォリオ
表-1に2023年11月1日(早朝6時頃)時点の株とETFの損益表と図‐1にアセットアロケーション分散比率、図‐2に株(国内・米国)やETFの投資比率グラフ(ポートフォリオ詳細)と図-3と図-4にFIRE資産推移を添付します。
表-1の損益表は、10月は日本株が一時120万円程値下がりしたが、月末に日銀の利上げ容認発言で少し戻しました。
日本国内の株式の大幅下落-88万円がありました。武田薬品工業の決算が悪く大幅に下げました。また、昨日(10/31)の日銀の長期利上げ容認で1.0%→1.5%になり、銀行株は金利上昇で稼げるようになるようで少し戻しました。
米国債券ETFは円安で何とか下げがカバー出来ていたが、米国債券長期の下落で先月より更に下落-48万円しました。今後も2024年の大統領選挙までは借金で株式を無理やり維持し上げると考えられ、債券ETFはまだまだ約10%は下がると考えていた方が良いと思います。
米国の景気はAIバブル(特にNASDAQ)でまだまだ堅調で、来年2024年11月の大統領選までは大幅な下げや景気後退は無いと考えています。
表-1.株/ETFの損益表(2023/10/31 米国取引後)
図-1.現在のアセットアロケーションを添付します。
①株式(黒文字):日本株式2,513万円(前月-47万円下落)日本株の銀行株が少し戻し武田薬品が大幅下落、また、iDeCo投資は459万円(前月-13万円下落)でした。iDeCoは65歳時点で目標500万円にしているが達成出来そうで、新NISAが始める2024年から掛金の金額を月4万円から最低金額5千円に下げる予定です。
②長期債券(赤文字):債券ETF 2,494万円で前月+535万円ですが生債券の購入により一見増えたようになっているが、長期債券ETF(国内2621、EDV、TLT)は約20%下がりました。
③中期債券(黄文字):生債券は 1,089万円で前月+340万円で生債券の中期分を見直ししたため増えているが、中期債券ETF(国内1482、BLV)は数%下がりました。
④ゴールド:購入していません。
⑤商品・不動産:購入していません。
⑥現金・預金(緑文字):現金3,456万円(前月-45.1万円)収入は分配金が少しあり、支出はいつもより家計(旅行等10万円)が多く家計外の出費(健康保険料10万円と自動車保険一括払い3.5万円)でした。
2023年10月末時点の現金比率は、先月の約43.5%から三井住友銀行20年債券の追加購入で約36.2%となりました。
現在の円建て資産は6,753万円とドル建て資産は2,801万円で、比率は70.7:29.3となり、円安の為替対策とインフレ率2%対策で円ドルの目標比率は、円建て資産50%:ドル建て資産50%にしたいと考えています。
図-1.アセットアロケーション分散比率
図-2は株式と債券ETFと生債券と現金・預金のポートフォリオ分散投資で、個別株式や米国ETFは2.8%~7.8%で13銘柄、現金(銀行・証券会社の余力)は楽天銀行と松井証券余力と住信SBI銀行となりました。
アセットアロケーションとポートフォリオ分散の文字色について補足します。
株式・投資信託は黒文字、iDeCoは国内株インデックス50%と全世界インデックス50%
長期債券10年以上は赤文字、米国の長期債券ETFと生債券(10年以上)
中期債券10年以内は黄文字、米国の中期債券ETFと生債券(10年以下)
現金・預金・外貨は緑文字(銀行預金と証券会社の残金など)
10月は三井住友FGで満期20年の長期債券5万ドル(約736万円)の購入がありました。
10月は日本株式も調整相場(武田が下落)になりました。日本の銀行株は、日銀の実質的な利上げ(イールドカーブ・コントロール1.0%→容認1.5%)となり、金利が上がると銀行が儲かることから株価は少し上昇で戻しました。
国内の米国債券ETF・為替ヘッジ有の米国債ETF(長期)2621と米国債ETF(中期)1482は、1~2年後(2025年前半)までは様子を見ており、もし米国のリセッションが無くなれば、為替ヘッジコスト面(年間約5%)から3年以内に損切りが必要になるかも知れません。保有期間が長くなると大幅な赤字になる。
FIRE資産運用‣株/ETF損益 2023年10月31日米国終値
図-3と図-4は2021年10月の早期退職から現在までの資産推移となります。先月9月と10月は差-187万円なので、FIRE開始後の最大下げとなりました。
日本株式と米国債券ETFの下落で調整局面でしたが、現在投資金額が5,638万円(元本保証の生債券を含む)で株価や米国債券ETFは半減することも10年に一度はあります。しかし、米国債券ETFは上場来の最安値になりそうなので、米国の利上げ終了後に少し追加投資したいと考えています。
図-3.FIRE資産の推移(早期退職の2021年9月から2023年10月)
図-4は2021年9月の早期退職から現在までの資産推移となり、大きな上昇は4回ありました。2023年10月は大幅な下落となりました。
①1回目の2021年9月(約1,000万円)は、55歳早期退職優遇制度(基本給の約24カ月分)を使いました。
②2回目の2021年10月(約1,876万円)は、高卒から在籍36年分の退職金(税金90万円)でした。
③3回目の2021年11月~3月(約246万円)は、楽器の売却益でした。
④4回目の2022年8月(約800万円)は、10年落ち中古マンションを約850万円(一括払い)で購入し、約17年住んだ後の中古マンション売却益(売却825万円)でした。
⑤2023年10月(約-187万円)は、10月の支出-45万円と株式大幅下げ相場で、FIRE開始後最大の下げとなりました。
株式投資比率は、早期退職直後:2021年9月は投資7割から投資3割まで米国のリセッション懸念で落とし、現在は株式投資から債券投資にシフトし約7割まで投資を増やしており、年間の株式配当金と債券ETFの分配金で約185万円あるため生活費をほぼ捻出できている。
早期退職前に購入していた「高配当の日本株式」が上がっており、昨年2022年に約800万円の利益確定をし、現在は株式上昇により含み益の残り約556万円となっている。
図-4.FIRE資産金額の推移
いつも最後まで見てくれてありがとうございます。