FIRE4年目の人生ゲーム・ロードバイクと登山と写真

2021年9月末に早期退職でFIRE4年目、一日7千円の生活費が目標、2022年11月からロードバイク、2024年9月から登山、2024年11月から写真・カメラも序にスタート

年金受給とiDeCo年金受取とNISA運用取り崩し金額を推計、60歳繰上げ受給比較

今回のブログは、ねんきん定期便の受給見込額から年金受給開始を65歳と繰上げ60歳でシミュレーションし、今現在の年金受給開始年齢(自分の最善)を検討しました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代セミリタイア生活へ にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ  

年金受給開始65歳 シミュレーション

年金受給開始65歳での年金とiDeCo年金受取とNISA取り崩し運用を表-1.国民年金と厚生年金+iDeCo年金受取方式+NISA運用益と図-1.国民年金と厚生年金+iDeCo+NISAの四階層イメージに添付します。

表-1図-1の年金収入(国の税制優遇)は、今年の国民年金と厚生年金に変更し、iDeCo年金受取方式は600万円を65歳から75歳まで毎月12回の10年間で運用益3%を含め77万円を受け取り、NISA運用益はまだ運用を開始していませんが、65歳時点で運用額1,800万円(仮定)で3%運用利回りで(無税)として年間100万円としました。

年金の受給額については、7年後の65歳時点では+20万円ほど増えている可能性がありますが、今回は今現在の65歳受給額で218万円としました。

iDeCoを運用益3%で74歳まで年金受取方式10年で受け取ると60万円が77万円になり、NISAの場合は65歳から87歳で運用益と元本の1,800万円を使い果たす取り崩しとを含め、毎年100万円の運用益3%の54万円と取り崩し分46万円で合計にしました。NISA元本1,800万円が減るので運用益も54万円か減り続け、NISA取り崩し分は46万円から徐々に増えて合計で年間100万円を使って行く方針で考えました。

寿命は分かりませんが、87歳時点で約395万円のNISA残高になりました。

 

表-1.年金65歳支給開始の年金+iDeCo年金受取+NISA運用

 

図-1は、65歳から75歳までは、年金218万円+iDeCo77万円+NISA100万円で合計金額は約395万円となり、75歳以降は年金218万円+NISA100万円のみになり約318万円でした。

この年金見込金額であれば、生活費の支出分を全て年金(iDeCo+NISA)収入のみでカバー出来そうです。老後はリスクの高い投資は、なるべく避けるようにしたいと思います。

 

図-1.国民年金と厚生年金+iDeCo+NISAの四階層イメージ

 

年金受給開始60歳(繰上げ) シミュレーション

65歳と同様に繰上げ60歳受給開始でシミュレーションしました。

表-2.年金60歳受給開始の年金+iDeCo年金受取+NISA運用と図‐2.繰上げ60歳 国民年金と厚生年金+iDeCo+NISA4階層イメージを添付します。

年金繰上げで60歳受給にすると年金合計金額は1,660,835円に減額されます。

60歳受給開始に繰上げても受給金額が単身者(いわゆる年金の壁:60歳108万円、65歳以上の約158万円)の場合、約166万円で税金・保険料軽減優遇や免除等のメリットは完全に受けられそうにありません。

iDeCoは65歳から10年で年金受取方式で取り崩し、65歳と同様に元本が600万円で73.5万円で取り崩す予定です。

NISA運用は運用額1,800万円に到達するのが65歳時点として最短5年で年間360万円を投資し、65歳からは100万円(運用益54万円と取り崩し46万円)で取り崩して行く仮定です。

65歳から74歳までが4階層になり約339万円で最高金額で75歳以降は約266万円で87歳まで生き抜く年金金額になりました。87歳時点ではNISA残高は395万円となりました。

この最終期間で年金+NISAで約266万円は、前回のブログに記載した資産ライフプランではインフレ率を加味し260万円の20%アップで312万円には足りず、何らかのリスクを含んだ投資が必要になると思います。

 

表-2.年金60歳支給開始の年金+iDeCo年金受取+NISA運用

 

図-2は、繰上げ60歳から65歳までは、年金166万円とNISA積立中(年間360万円)の運用益3% のみ約166万円~約209万円、65歳~74歳までは年金+iDeCo73.5万円+NISA100万円で合計金額は約339万円となり、75歳以降は年金166万円+NISA100万円のみになり約266万円でした。

この年金見込金額であれば、iDeCo年金受取の10年間は生活費の支出分を年金収入のみでカバー出来そうですが、75歳以降は少し足りなくなりリスクを取った運用や生活費の管理が必要になると考えられる。

 

図-2.繰上げ60歳 国民年金と厚生年金+iDeCo+NISAの四階層イメージ

 

年金受給開始60歳(繰上げ)と65歳の比較

最後に年金受給開始の歳で繰上げ60歳と65歳で総合的に比較しました。

表-3.年金受給開始繰上げ60歳と65歳と図-3.年金受給開始繰上げ60歳と65歳を添付します。

年金受給期間は長く受給することが一番メリットを受けますが、年金保険料の納付額の面から見るとねんきん定期便の記載があり今までに納付金額:約1,784万円で、繰上げ60歳受給開始だと69歳9ヵ月頃で元が取れることになり、65歳受給開始だと72歳2ヵ月頃になりました。年金受給開始を65歳にする場合は、最低でも自分の寿命は72歳2ヵ月は生きたいです。

図-3で見ると年金受給額で毎年の積算額が繰上げ60歳と65歳を交差し超えるのは、年金の受給金額で約3,415万円79歳8ヵ月頃となりました。

年金受給開始の結論(私の場合)は、(独身男性の平均寿命67.2歳は置いといて)

自分の寿命は誰にも分かりませんが、今のところ健康寿命75歳頃までで85歳頃まで生きる予定でいるので、年金受給開始は「65歳で良い」と考えています。

 

表-3.年金受給開始繰上げ60歳と65歳

図-3.年金受給開始繰上げ60歳と65歳

 

最後に資産管理面から自分の年金受給開始(最善)を検討すると、

資料-1資料-2に年金の受給予定見込額(月額)を添付します。

日本年金機構のHPで60歳と65歳で試算すると月額に換算すると、繰上げ受給開始60歳の月額換算:138,402円となり、65歳受給開始の月額換算:182,392円となりました。

65歳以降の家計と税金や健康保険料を含めると趣味や旅行を除く場合は月20万円は超えないと思いますので、65歳受給開始であれば年金(iDeCo+NISA)収入のみで賄える。

年金受給開始を繰上げ60歳にすると後期高齢老人の75歳以降も年金収入と家計支出と的確に管理しないと毎年資産取り崩しが発生するので、後期高齢老人の無理な資産管理からも年金受給開始は「65歳が良い」となりました。

今の資産管理がリセッションで焦げ付いても年金収入のみで生活が出来る試算です。

 

資料-1.日本年金機構の繰上げ60歳受給開始

資料-2.日本年金機構の65歳受給開始

 

いつも最後まで見てくれてありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代セミリタイア生活へ にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ